ダイブマスターへの道-1章:準備編

今回ダイブマスター講習を受けるのは、セブ…マクタン島にあるP.C.Diversというダイビングサービス。まずはメールで打診してみて、受け入れてくれるかどうかを確認。先方の都合により開催されない場合もあるかもしれないからだ。この心配は杞憂で、いつでも受け入れてもらえるようなので、次に必要な教材ややっておかなければならないことをヒヤリングする。そしてmic21で教材を全部揃えた。支払いの段になって、ホントにPADIのマニュアルは高すぎるな、と思うが何千冊も売れるものじゃないから仕方ないか。

とりあえずマニュアルの合計金額は次の通り。DVDはいらなかったのかもしれないが、購入しておいた。後でかなり役に立った。なお、インストラクターマニュアルはデジタル版を購入。iPadに突っ込んでAdobe AcrobatReaderで読める。これを見ながら学科試験を受けるときには、検索ができるのですごく便利。iPhoneやAndroid端末にまで入れられるしね。

ダイブマスターマニュアル ¥4,053
エンサイクロペディア ¥13,650
インストラクターマニュアル ¥17,850
ダイブマスターDVD ¥5,040
eRDPML ¥4,620
ダイビングナレッジワークブック ¥4,179
合計 ¥49,392

次に航空券の手配。今回はJALのマイレージでマニラまで飛び、そしてそこからフィリピン航空の国内線でセブまで飛ぶことにした。フィリピン航空の分はJALのマイレージ担当が手配してくれ、燃油サーチャージも含め、約4万円となった。フィリピン航空の直行便でも59,000円程度なのであまり得した気分にはならないが、JALの担当者がフィリピン航空の国内線部分も一緒に手配することで荷物は23キロ×2がOKになる、と言ったのでJALで行くことにした。フィリピン航空の荷物のオーバーエクセスは厳しいのと、コストもかかるのでこういった問題は避けたかったのだ。

しかし、これがちょー失敗だった。詳しくは後述する。

次に、宿は長期になるのでP.C.Diversが入っているP.C.R.…パシフィック・セブ・リゾートではなく、マクタン島内にあるサンズインマクタンというアパートメントにした。10泊としても2万円程度だ。宿からP.C.R.まで8キロくらいなので、そんなに遠くないと思ったのが宿を別にした理由だ。ただ、この選択はやや失敗だった。P.C.R.に泊まらないことでコストは安くなるが、送迎でかなり時間を取られることが現地に着いてから判明。片道約25分くらいか。送迎は無料だしありがたいのだが、クルマは日本の軽トラを改造したようなバスだし乗り心地はよくない。それに加えてマクタン島はメインの通り以外はほぼ舗装されていない、ラフな道だ。

日本で言うと昭和30年代の田舎であるw。

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ダイブマスターへの道-序章

ダイブマスターの資格、というか講習を受けようと思ったのはなぜだろうと今でも考える。普通にダイビングしている分にはまったく必要ないもの。普通のCカードですら、20代で取ろうと思っていたのに結局40代後半になってやっと取得したわけだし、それまでダイビングは生活の一部でもなんでもなかった。

ただ、現在ダイビングをしていて上手に潜れない自分に腹立たしいのは確かだ。そして必然的にスキルを磨きたくなった。中性浮力だの各スキルだの、もう一度学び直したい、余裕を持って潜りたい、という気持ちがあったときにレスキュー講習を受けた。ファンダイビング、OW、AOWとも今まではお客さんとして潜ることを教わっていたのだろうと思う。そのためレスキューのときは今までの受け身のダイビングとは異なるんだな、と実感した。そしてダイブマスターを取ろうという気持ちが固まったのだと思う。自分の身の上に起きていることなのに思うというのもおかしい気がするけど。

しかしながら、その上のインストラクターはさすがに生業にするつもりはないから、取る事はないだろう、と現時点では思っているが、これもまだ不明だ。ダイブマスターを取った後に考えることにする。

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